いい夫婦の日!
おひさ!では復帰作はもちろんフェイなのです!全年齢対象で今日は「いい夫婦の日」!フェイなのという偉大な夫婦のある日常です!
それは平日の夕方・・・
「フェイトちゃん・・・今日は定時で上がるって言ってたけどどうかな・・・?」
仕事を終えたなのははいつも通り夕飯の支度を一通り終えたあと、自室にいた。何時もならヴィヴィオと一緒に談笑しながらフェイトの帰りを待つところであるが今日はヴィヴィオは魔法学校で出来た友達の家に泊るという連絡を受けている。娘も友達が数多くできるようになったと思うと母として嬉しいような自分といてくれる時間が減って寂しく思うという二つの感情が絡む。
「?・・・ん、これって・・・」
家には誰もいないがフェイトの帰りを迎えるためにいつでも玄関に行ける様にしておこうというなのはだったがここでふと、本棚のある一冊が目に入った・・・
「・・・。」
なのははゆっくりと立ち上がりその本を取ろうとした・・・・が
「ん~~~~っ・・・・届かない・・・」
その本は本棚の一番上にあるようでありなのはの身長では届かない位置にある・・・
「ど、どうしよう・・・どこかに台とか・・・」
なのはがそんな思考を巡らせていたとき、ふと自分の視界の端から手が伸ばされる。
「はいなのは、これが取りたかったんだよね?」
「えっ・・・・!?!?ふぇ、ふぇいとちゃん!?い、いつの間に!?」
「えっ?今帰って来て・・・それでリビングにいっても誰もいなかったから・・・あっ、そうだ。たしか今日ヴィヴィオは友達とお泊り会だからいないんだよね?」
「ヴィヴィオも大きくなったよね」などとフェイトは柔和な表情でなのはに話す。一方のなのははというと・・・
「・・・・ご、ごめんなさいフェイトちゃん!!」
ぶるんっ!とサイドポニーが半円を描くように振るわされる。
「な、なのは!?えっと・・・なにかな?」
フェイトはなぜなのはに謝られるのかわからない。だがなのはがいたって真剣にフェイトにそう告げた。
「だ、だって・・・その・・・いつもフェイトちゃんの方が帰り遅いから・・・だから帰ってきたときには「おかえりなさい」って・・・言いたいから///」
赤くなり小声でフェイトに話すなのははいつもの凛々しさなど微塵も感じられず、その姿はさながら小動物のようである。
「・・・・はははっ、なのははいつも私の為にそう思ってくれてるんだ。ありがとう。」
フェイトは一瞬だけ驚いたような顔をしたがすぐにいつもの柔らかな表情に戻りなのは
をそっと抱きしめ労いの言葉をかける。
「ううん・・・お礼を言うのは私のほうだよ・・・フェイトちゃん。ありがとう。いつも助けてくれて・・・」
されるがまま抱きしめられフェイトの胸に顔を沈めるなのは。
「そんな。なのはは私の大切な伴侶だよ?助けるのは当然だよ。」
なのはの取ろうとしていた本を左手に持ったままフェイトはなのはに言う。
「・・・フェイトちゃん・・・帰ってきたときは?」
「うん、ただいま。なのは・・・」
「おかえりなさい・・・フェイトちゃん。」
フェイトがそっと手を放すとそこには少し不満げななのはがいた。なのはがこんな表情をするときは・・・
「わかったよ。・・・」
そう、独り言のようにつぶやいたあと、フェイトはそっと、自分だけの姫君の唇に自身の唇を重ねた。
「フェイトちゃん・・・今日は定時で上がるって言ってたけどどうかな・・・?」
仕事を終えたなのははいつも通り夕飯の支度を一通り終えたあと、自室にいた。何時もならヴィヴィオと一緒に談笑しながらフェイトの帰りを待つところであるが今日はヴィヴィオは魔法学校で出来た友達の家に泊るという連絡を受けている。娘も友達が数多くできるようになったと思うと母として嬉しいような自分といてくれる時間が減って寂しく思うという二つの感情が絡む。
「?・・・ん、これって・・・」
家には誰もいないがフェイトの帰りを迎えるためにいつでも玄関に行ける様にしておこうというなのはだったがここでふと、本棚のある一冊が目に入った・・・
「・・・。」
なのははゆっくりと立ち上がりその本を取ろうとした・・・・が
「ん~~~~っ・・・・届かない・・・」
その本は本棚の一番上にあるようでありなのはの身長では届かない位置にある・・・
「ど、どうしよう・・・どこかに台とか・・・」
なのはがそんな思考を巡らせていたとき、ふと自分の視界の端から手が伸ばされる。
「はいなのは、これが取りたかったんだよね?」
「えっ・・・・!?!?ふぇ、ふぇいとちゃん!?い、いつの間に!?」
「えっ?今帰って来て・・・それでリビングにいっても誰もいなかったから・・・あっ、そうだ。たしか今日ヴィヴィオは友達とお泊り会だからいないんだよね?」
「ヴィヴィオも大きくなったよね」などとフェイトは柔和な表情でなのはに話す。一方のなのははというと・・・
「・・・・ご、ごめんなさいフェイトちゃん!!」
ぶるんっ!とサイドポニーが半円を描くように振るわされる。
「な、なのは!?えっと・・・なにかな?」
フェイトはなぜなのはに謝られるのかわからない。だがなのはがいたって真剣にフェイトにそう告げた。
「だ、だって・・・その・・・いつもフェイトちゃんの方が帰り遅いから・・・だから帰ってきたときには「おかえりなさい」って・・・言いたいから///」
赤くなり小声でフェイトに話すなのははいつもの凛々しさなど微塵も感じられず、その姿はさながら小動物のようである。
「・・・・はははっ、なのははいつも私の為にそう思ってくれてるんだ。ありがとう。」
フェイトは一瞬だけ驚いたような顔をしたがすぐにいつもの柔らかな表情に戻りなのは
をそっと抱きしめ労いの言葉をかける。
「ううん・・・お礼を言うのは私のほうだよ・・・フェイトちゃん。ありがとう。いつも助けてくれて・・・」
されるがまま抱きしめられフェイトの胸に顔を沈めるなのは。
「そんな。なのはは私の大切な伴侶だよ?助けるのは当然だよ。」
なのはの取ろうとしていた本を左手に持ったままフェイトはなのはに言う。
「・・・フェイトちゃん・・・帰ってきたときは?」
「うん、ただいま。なのは・・・」
「おかえりなさい・・・フェイトちゃん。」
フェイトがそっと手を放すとそこには少し不満げななのはがいた。なのはがこんな表情をするときは・・・
「わかったよ。・・・」
そう、独り言のようにつぶやいたあと、フェイトはそっと、自分だけの姫君の唇に自身の唇を重ねた。
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